2016年4月25日にグランドオープンしたセブンパーク アリオ柏3Fのフードコート内にあります。こちらは三田に本店を構えるつけ麺専門店です。麺の並盛、中盛、大盛は同料金です。
大盛は400gです。豚骨の濃度がしっかりと出たどろっとしたスープに煮干しや節の出汁、魚粉を加えたつけ汁です。麺によく絡むのであまりつけ過ぎると足りなくなる恐れが。一時期のブームが過ぎ去った感のある豚骨魚介ですが客入りが良く、フードコートのラーメン店としてはまだまだ需要があるのかもしれないですね。
通常価格¥760のつけ麺が期間限定で¥500になるということで、ここはもちろん大盛でオーダー(^^)後半にかけて少しもたれてくるのが玉に瑕ですが、豚骨魚介系のつけ麺ど真ん中の味。前回の感想でも触れましたが、たまに食べたくなるこの味が気軽に楽しめるというところにメリットがあるのだと思います。
野菜つけ麺となればつけ汁に炒め野菜の香ばしさが加わり、一体感や相乗効果が発揮されたりもするものだけど、こちらは単に茹で野菜が別皿で付いてくるだけなので、濃いめの豚骨魚介の箸休め的な感覚ですね。知ってて注文したので全く問題ないけど、野菜つけ麺好きとしては物足りなさは否めない。
写真は大盛です。一番人気とあるこちらのつけ麺。通常のつけ麺より動物系の濃度を高めたものです。そこに鰹節、鯖節、煮干し等の魚介出汁や魚粉をぶつけています。油分を蓄えたスープで重たいですね。このどろっと感が強いつけ汁は麺にすごく絡んでくる。数年前ならまたお前かという味だけど、逆に最近あまり会わなくなったねという感じ。でも久々の再会も束の間、序盤にピークが来て結局後半しんどくなってくる。似たようなタイプでも、先日訪問した松戸富田麺業@千葉ではこのような感覚にはならなかったなー。
季節限定メニュー。煮干しの苦味きがつすぎず非常に飲みやすいスープですね。ベースとなる動物系の出汁は粘度もなくしつこくはないけど旨味は発揮しています。醤油も強めに出ていて刻み玉ねぎがよく合いますね。あと具材で言うと濃いめの色のメンマが旨い。麺は煮干し系にマッチしたやや固めの中細ストレート。延びにくくて良いですね。これ季節限定にしておくのは勿体ないな〜。
季節限定メニュー。こちらはつけ麺バージョンですがまたテイストが異なりますな。青森の津軽ラーメン程ではないけどしっかりと苦味を感じます。恐らく動物系の出汁の割合が抑えられ煮干しがより強く出たのかなと思いますが、ただより万人受けするのはラーメンの方かな?個人的にはどちらも甲乙つけがたいですが、少なくともメンマはラーメンの方が良いな。麺はデフォルトのつけ麺と同じ力強い太麺です。